スマホ対応のメリット・デメリット

1. スマホ対応とは？

PC用に制作したホームぺージをスマホでも適切に閲覧できる仕様に変更することです。

スマホの普及により、これまでPCでの閲覧を想定していたホームぺージもスマホでの閲覧が急増しています。PC用に制作したホームぺージをスマホで見ると、「画面から見切れてしまう」「文字が小さすぎて読めない」「レイアウトが崩れる」等の事象が発生することがあります。

2. スマホ対応じゃないホームぺージを見てみる（デモページ）

それでは、実際にデモページにてスマホ対応じゃないホームぺージがどのように見えるのかをお試しください。
なかなかご自身のホームぺージをスマホから見ることは少ないと思います。PCでは綺麗に見えているので、なかなか気付かなかったのではないでしょうか？

方法

お手持ちのスマホでQRコードを読み取ってご確認ください。

例1：見切れてしまう

スマホ対応じゃないパターン
最初に左側しか見えず、横スクロールしなければ全体を見ることができません。

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スマホ対応

例2：見た目が崩れる

スマホ対応じゃないパターン
表の文字が枠内からはみ出したり、
文字が重なっています。

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スマホ対応

例3：文字等が小さい

スマホ対応じゃないパターン
全画面が縮小して表示され、
とても文字が小さく見にくいです。

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スマホ対応

3. スマホ対応のメリット

スマホ対応にすることは、単純にスマホから見やすくなるだけではなく、さらに大きなメリットが2つあります。

1. 検索エンジンで見つけられやすくなる

検索エンジンでは、ユーザーが検索したワードに関連した情報を提示しますが、その順位付けに「スマホ対応」は大きく関わってきます。
検索エンジンの全世界シェアNo.1のGoogleでは、「モバイルフレンドリー」というルールがあり、スマホ対応になっているホームぺージを、未対応のホームぺージよりも優遇して上に表示すると定めています。
さらに、Googleでは「モバイルファーストインデックス」というルールもあり、スマホで見た時の表示を基準にホームぺージを評価するというものです。
スマホ対応になることで、Googleでの評価が上がり、検索した時により上位に表示されやすくなります。
ちなみに、YahooはGoogleの評価システムを利用していますので、Yahooの検索結果についても同様のことが言えます。
また、まだまだシェアは低いものの近年急激に利用が拡大しているBing（Microsoftが開発した検索エンジン）もモバイルフレンドリーを推奨していますので、スマホ対応にすることは主要な検索エンジンすべてに効果があることが分かります。

2. ホームぺージの管理が楽になる

昔のスマホ対応は、PC用とは別にスマホ用のホームぺージを制作していました。そうすると、コンテンツを更新したりデザインを変更する作業が発生した時に、それぞれを修正する手間が発生します。
現在のスマホ対応は、ひとつのホームぺージをPCとスマホ両方の表示に対応させる作り方が主流になっています。そのため、修正作業が1度で済むため管理が楽になります。
さらには、ひとつのホームぺージで管理することにより、ホームぺージへのアクセスを集約することができます。アクセス数が多くなれば、1でお伝えした検索エンジンの結果にも良い影響を及ぼすため、相乗効果が期待できます。

4. スマホ対応のデメリット

1. 費用が高額である

スマホ対応へのリニューアルは、一般的に10万円～30万円程発生します。これは、新規でホームぺージを制作する場合でも「スマホ対応費用」として発生することが多いです。
すでにホームぺージをお持ちの場合は、追加で高いお金をかけることに重い腰が上がらない方も多いと思います。

2. 制作が大変

ひとつのホームぺージをPCとスマホ用に対応させることは、高度な技術が求められます。さらに、PCとスマホ、とひと口に言っても現在はタブレットや大画面のPCも販売されており、デバイスのサイズが多様化しています。それぞれに適応させていくことは大変な時間と労力がかかります。